東アジア選手権を自分なりに総括してみました。ちょっと評論家ぶってみました。ゆるして。
[内的要因]
- シーズンオフ明け直近のために日本選手のコンディションが悪かった。
- ボールは動くが選手の運動量は多くなかった。あっても限定的だった。
- ぶっつけ本番的な試合・大会であった。
[外的要因]
- 他チームのコンディションがよかった。とくに中国。
- 韓国戦では予想外の退場者がでた。
[結論]
岡田監督は、この東アジア選手権の意味、位置づけをやや間違えたのであろう。
シーズン明けで日本選手のコンディンションは、(岡田監督の予想するより)かなり悪かったはず。(ひとり稲本が光って見えたのも、彼がシーズン途中での帰国であったことから。日本のどの選手よりも運動量が多く見えた。日本代表レベルであれば、1対1の勝負する時って自分のコンディションがいい時はチャレンジするはず。それをしなかったのは自分自身のコンディンションに?があるから)
シーズン明けで日本選手のコンディンションは、(岡田監督の予想するより)かなり悪かったはず。(ひとり稲本が光って見えたのも、彼がシーズン途中での帰国であったことから。日本のどの選手よりも運動量が多く見えた。日本代表レベルであれば、1対1の勝負する時って自分のコンディションがいい時はチャレンジするはず。それをしなかったのは自分自身のコンディンションに?があるから)
ただし岡田監督の見誤った事は、当初の目的である「新たに召集した選手を見極める」をこの大会で達成できなことにある。
たぶん岡田監督は、ベネズエラ戦で日本選手のコンディションが悪かったのと同時に観衆のブーイングに 「あれ!やばいかな!」と思ったに違いない。そして中国戦で「まずい!かなりまずい!」と。それは香港戦でのメンバー選考において見て取れる。本来であれば女子代表がとったようにターンアラウンド制を敷くはずだったのだから。
どこかで自分の保身(解任の恐れ)、サポーターの期待に答えたいなどの心理が働いたのかもしれない。中国戦が0-0で終わった結果、香港戦、韓国戦はその目的を「得点をあげること」になってしまった。その時点で東アジア選手権の目的が全て「どうやって得点をあげるか?」のみになってしまった。
しかし結局、中国はモチベーション高く、韓国は日本戦だととくにプライドをかけて燃える!という相手にコンディションの悪い日本チームがゴールの鍵をこじ開けるのは、簡単ではない。試合も見てもそれは明らかだった。中盤まではうまくボールを回せるが、フィニッシュまでにエネルギーが尽きてしまうのだから。
もしベネズエラ戦終わってまで時間を戻せるのならば、その時点で中国、香港、韓国のチーム事情、コンディションをよく調査し、そのコンディンションが相対的に日本が劣っているとの結論が導き出せていたならば、東アジア選手権は順位を狙わずに、新たに召集した選手を十分に使う、サブに回っている選手の連携をはかる、今までも試せなかったフォーメーションを試す、違うポジションをやらせてみる、平山や小笠原の使い続ける、といった「次のステップのために試み」に徹するべきであった。
3戦全てにレギュラー格を使い続け、3位に終わってしまった今回の結果。
「東アジア選手権の成果」=「チームの連携熟成、サブ選手の見極め、新たに招集した選手の試験」をぶれずに確実に実行することが必要ではなかったか?
サッカーは90分間での得失点差で勝負を争うスポーツ。そしてW杯本番で勝てばいいのだから。。
言うは易し。。だけど。。。
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