シニアのサッカーは、”運動能力の年々の向上が図れない”ことにひとつのおもしろさがある。。と最近、思っています。
以前は年々衰えを実感する自分の体に嘆いていただけなのですが、最近はそのように思えてきました。
だからシニアなりのサッカー戦術があっていいと思います。もっと現実的な言い方をすると、若い時代よりも明らかに判断・反応とも劣ってきているわけだから、そのころのサッカーのイメージではなくてシニアなりの方法にあえて変えてみることも必要ではないだろうか?
これは皆さん色々とご意見をお持ちだと思うが、その前に我々の学生時代のサッカースタイルを思い出していただきたい。我々の運動能力がピークであった頃のサッカーは、数的優位をもってマンツーマンで守り、ボールを奪取したら、コーナーフラッグめがけてボールを蹴り、足の速いウイングがセンタリングしてシュート!この繰り返しであったので戦術よりは足の速さや、ヘディングの強さ、そして根性が勝負の肝でした。
(写真はポーランドの右ウィングのラトー。エトーではない。)シニアでもこれが通用するであろうか!?
もちろん通用する。でも今の我チームにできるだろうか?かなり困難、いや不可能に近い方法であると言えます。
ではいったい?私はひとつの案としてこう思います。ボールを無心に追っかける楽しみや仲間と眼と眼が合い、そこに(偶然に!)パスを流せたりする。それらはサッカーの醍醐味なのでそれはそれで楽しい。だがあまり長い距離は走りたくないのが本音。そう、なるべく無駄なく効率的に走りたい。みんなで走る距離を少しずつ分担したい。キッチリとボールを繋いで攻めたい。体力や運動能力がない分、せめて少しは、頭をつかってみたい etc..
ひとつの答えとして、ポゼッション重視のコンパクトな形のサッカーがシニアなりの方法として思い浮かぶのです。ただ昔の若かった時代のイメージでいざ!前へ前へ!ではなく
少し先のプレイを予測しながら、早めにちょこっとだけ先に動いておく。
まぁ1ヶ月に1-2回に集まるメンバーできっちりとした戦略論を考え、共有し、まして実行するのは無理がありますが、少しづつゆっくり考えてみませんか?
これもひとつのアンチエイジング。。。だと思ってます。サッカーを愛するみなさん、いかがでしょうか?
つづく。
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