2012年開幕戦 仲間たちと共に!

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Uryaaaaaah!!!! ベッカムが追う!

Dash !! ニースケンスが飛ぶ~!

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Dash-!!  ニースケンスがよけてる?

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黒柳武丸は永遠に!

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2010年6月4日金曜日

"がんばってくださいメンタリティー"

6月3日の朝日新聞スポーツ欄にて”21世紀のサムライ論”と題して興味深いコラムがあった。そのコラムに内容は岡田監督が表明する「日本らしいサッカー」とは何か!?を検証することを試みている。以下コラムによると、

かつてトルシエが「いつでも100%の力を出して『がんばる』という美徳が日本にはある。だがそのために欧州のように駆け引きで試合の流れを変え、効率的にプレイしようという発想ができない」と言ったそうだ。またオシムも先日の対イングランド戦について「日本は勝っていたのに前後に行ったり来たりする展開を続けた。力をセーブするべきところをわかっていない。それで終盤、走れなくなり、ミスで玉を奪われ、戻りが間に合わず、クリアしきれずオウンゴールになった。」と指摘した。一方、岡田監督は、「コンディションが上がれば初戦は大丈夫。」と語っている。勝敗がどれだけ動けるかにかかるという発想はトルシエ、オシムらの考え方とは隔たりがある。技術革新で成功した日本企業を研究した一橋大の名誉教授は、経験や勘に基づく、言葉で伝えにくい知識やノウハウを「暗黙知」と名づけた。例えば職人の名人技がそれで、日本人は暗黙知に高い価値を置くという。さらにその教授は、言葉で整理された西洋の知に対し、日本にも劣らない独自の知があるはずと研究を始めた。「だが良く調べると、技術革新は暗黙知が言語化される過程で起きていた。成功のカギは、西洋か東洋でなく、両方の知を兼ね備えることだった。」力関係の克服には「がんばれ」に頼る発想ではなく、サッカーの理屈にかなった効率的な工夫が必要だ。これは「日本」という枠や殻を意識してやぶることなのかもしれない。(要約)

日本代表が格上のチームと戦う際にただひたすら「がんばる」だけでは勝負に勝てないと私も思う。日本人らしい「ひたむきさ」。それは前線から常にボールを追い掛け回すことではなく、プレスの角度、強度そして時間帯を全員の統率をもって効率的に実施することだと思う。それは岡田監督やピッチ外のリーダー、川口がその号令をかけることはできない。やはりピッチ上の誰かの経験と勘と強い意志をもって実行するほかない。
ドイツのW杯でオーストラリアに同点にされた時、ヒデは「今の日本だったら4,5点とれる」と感じ、さらなる前掛りを望み、宮本、福西らは「引き分けをねらうべきだ」と感じていた。そして小野の投入がピッチ上の選手に混乱を与えてしまった。黄金世代のメンバーでさえその意思統一は難しい。

本番まであと数日。岡田監督が綿密なゲームプランを構築し、明確に選手全員に理解させ、まず先取点を取り、そして遠藤か?俊輔か?中沢か?ピッチ上のリーダーが冷静に、そして強い意志を持ってその”力をセーブする”号令をかけ、それをチーム全員で共鳴できるとすれば、日本代表に奇跡はおこるかもしれない.。。。。。かな?

がんばれ日本!

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